平田晃久 人間の波打ちぎわ 書籍
サイズ:A4変/168頁
生産地:日本
青幻舎
建築家 平田晃久の考える「建築」とは
建築とは〈からまりしろ〉をつくることである」というコンセプトは、平田晃久の建築に一貫している。
平田の造語である〈からまりしろ〉とは、はっきりと形作られる空間領域とは異なり、「ふわふわとして隙間の錯綜」、つまりはあらゆる物質の傍らとも言える領域の重なりを示す。
初期作「桝屋本店」、建築学会受賞作「太田美術館・図書館」、話題作「八代市民俗伝統芸能伝承館」、最新作「Harakado」、そして2028年竣工予定の「練馬区立美術館・貫井図書館」まで、平田が自身の世界観を形にした21の建築作品をドローイング、写真、テキストで紐解くビジュアルコンセプトブック。